驚異のパパイヤ (前編)
開業する数ヶ月前にゲームセンターのUFOキャッチャーで
パパイヤの栽培セットを二個、バナナの栽培セットを一個ゲットしました。
最近では、こんなものまで景品になるものか・・・と関心してしまいます。
セット内容は、紙製の植木鉢とお湯で膨らむ土と種が二個入っており、
半信半疑で植えてみることにしました。
しばらくしても、バナナはいっこうに芽が出る気配はありません。
しかし、パパイヤはそれぞれ一つずつ芽がでました。
そして順調に育ってきたので、ちゃんとした鉢に植え替えもおこないました。
最初は、それほどでもありませんでしたが、パパイヤの
成長する姿をみていると、毎日が楽しくなってきました。
ゲームセンターの景品とはいえ、侮れません。
しかしバナナはなんの芽がでる気配もなく数ヶ月が経ち・・・気がつくと、
いつの間にか庭に隅っこに追いやられていました。
やはり、日本でバナナ栽培は難しいのかと頭を悩ませてくれます。
やがて開業の時期が迫り、パパイヤの苗木も一緒に
今いる綾瀬の病院に引越すことになりました。
バナナとは、ひとまずお別れです(泣)
パパイヤは元来、寒さに弱いので夜は暖房の効いた犬の入院室で過ごさせることにしました。
毎日のパパイヤの移動作業は成長が実際に観察できるということもあり、苦にはなりません。
しかし、ある日、そんな私の愛情をたっぷり受けているパパイヤの片方の身に異常が見られたのです!
後編につづく